2009年11月27日金曜日

なまけもののくにたんけん

なまけもののくにたんけん
ハインリッヒ・マリア・デンネボルク作、ホルスト・レムケ(絵)、柏木 美津 (翻訳)、 佑学社から出ていた、1978年初版のドイツの絵本「なまけもののくにたんけん」です。子供の頃、とても好きだった絵本です。アマゾンでは、現在古本で5万円也!とても手が出ません。

ストーリーは、単純です。以下、ネタバレあり、記憶間違いアリですが書いてみます。

小さな女の子(姉)と男の子(弟)が、ある夜、寝室で寝ていると、宇宙船(?)がやってきて「スプーンを持って、なまけもののくにに行こう!」と誘われてなまけもののくにに出かけます。カステラの壁にかこまれた、なまけもののくにに到着した姉弟は、さっそくなまけもののくにのエピキュリアンぶりを目にして大興奮!!水道からは、ジュースが出てくるし、食べ物や洋服、ジュエリーは木になっているので取りたい放題!!ーーという快楽主義を極めた大変怠惰なストーリーです。。

絵はお世辞にもカワイイというかんじではなく、どちらかというとバタくさいというか、ちょっとかわいくないな〜なんて思っていた記憶が。でも、大好きでした。多分、子供の頃、私は「たいへんよく食べる子供」でしたので、そのへんの欲望がこの本で多いに刺激されていたんだと思います(苦笑)

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